水入らず |
内輪(うちわ)のごく親しい者だけで、他の者が混じっていないこと。夫婦水入らず、親子水入らずなど。 |
寝耳に水 |
不意の予期せぬ出来事に驚くことのたとえ |
水入り |
大相撲で長時間の取り組みになり力士の疲労が激しいときに、いったん取り組みを中断して力士を休養させること。 |
水掛け論 |
双方が互いに自分の立場、主張を固執して言い張って争い続けること。双方とも互いの理屈を繰り返し、解決しない議論。水掛け合い。 |
水に流す |
過去にあった全ての事柄(良くも悪しくも)をリセットして忘れ去ること。再出発のための仕切り直し。 |
我田引水 |
読んで字のごとく、自分の田んぼに水を引き入れること。このことから自分の利益になることをしたり、考えたりすることのたとえ。 |
力水 |
力士が土俵に上がるときに他の力士より渡される清めのための水。水入りでいったん中断したときも力水で気を引き締める。 |
水泡に帰す |
長い時間をかけてきた努力が一瞬にして無駄になること。元の木阿弥と類似語。 |
魚心あれば水心 |
魚が水に対して親しみを持っていれば、水もそれに応えてくれる。これが転じて人の場合、自分が相手に対して親しみを持って接すれば、相手もそれに応えて親しむ心を持ってくれる。 |
覆水盆に返らず |
一度してしまった過ちはもう元には戻らないこと。離縁した夫婦などは元に戻らないこと。
雨降って地固まる。
雨が降った後は地表がシッカリと固まることから、大変なことがあった後には以前よりも基礎が固まり、そのうち以前よりも良くなる。 |
水を向ける |
手の気をこちらの思うようにし向けること。話を持ち出すようにし向けること。関心を向かせる。 |
水を得た魚 |
自分に合った活躍の場を得て、生き生きとしている様子。 |
水が合わない |
その土地の風土・気風が自分に合わないこと。これを人間に対して使うときは、「気が合わない」という意味合いで使われることもある。 |
水澄む |
秋が深まり、大気ばかりでなく水も清らかに透き通ってきた言う感じをいう秋を表す季語。 |
水にする |
空しくする。効果を失わせる。堕胎する。(広辞苑より) |